■企業法務とは
企業法務とは、企業活動に関する法律事務のことをいいます。
法律問題の対応や、契約書の作成・締結、取引に関する法務、組織法務、コンプライアンス法務、紛争対応など、多岐にわたり様々な法務があります。
■弁護士に企業法務を任せるメリット
企業は法令を遵守し、会社の経営を適切に行わなければなりません。
しかし、働き方の多様化や法律の改正によって、企業内における法務部担当者では対応が困難となり、専門家による法的サポートのニーズが高まっています。
顧問弁護士を雇った場合、日常的に法的なアドバイスを受けることによって、法的な問題の発生を予防することができます。
また、経営上の問題や、人事、労働・雇用など様々な問題が起こった際には、企業に理解のある弁護士から法的なサポートを受けることができます。
また、海外企業との取引の機会が増加している近年においては、外国の法律の知識が必要となる場合もあります。
さらに、コンプライアンス強化などの社内体制を強化の一環とする際にもアドバイスを受けることができます。
このように、日頃の相談を通じて企業の経営や業務内容を知りうるため、万が一の事態や緊急のトラブルが生じた場合であっても、会社の実情にあった適切な対応をし、速やかに保全処分や訴訟など有効適切な措置をとることが可能となります。